2015年9月17日木曜日

【札幌 9月14日付け】「安全保障関連法案の廃案を求める意見書」に関する全市議会議員アンケート実施

私たち「地方自治を考える市民の会」は、7月の第2回札幌市 定例市議会において「安全保障関連法案の廃案を求める意見書」(以下、意見書)が否決されたことに大きな関心を抱いており、また、この関心は多くの市民と 共有するものと考えています。

そこで、全札幌市議会議員を対象として、以下のようなアンケートを実施することとし、9月14日、各会派に所属議員分の文書をお届けしました。

市議会議員一人一人がこの意見書に賛・否いずれの票を投じ、それはどのような認識によるものであったのか、私たち市民の今後の投票行動への参考情報としても、広く有権者の皆さんと共有したく思っています。

札 幌市は1992年に札幌市平和都市宣言をしており、その文言の中にも「戦争のない平和な世界を築くことは、人類共通の願い」「平和にまさる市民福祉はな い」とあります。アンケートでは、この札幌市の宣言と、集団的自衛権を前提とした安全保障法制との整合性について、議員の方たちがどの様に認識しているか についても伺っています。

また、札幌市には多くの自衛隊員の方々がご家族と共にお住まいです。集団的自衛権の行使が現実のものになった場合、その直接の影響を最も大きく被るであろう自衛隊員とその家族に対する、議員各位のメッセージも、市民にとって重要な情報と考えました。

このアンケート調査は、当会札幌市政関連プロジェクトチームの奥田恭子の強い思いで、安保関連法案の参院審議中に行いました。回答はFAXまたは、代表・深町宛の電子メールで戴くこととなっております。いただいた回答は、逐次、全内容を当ブログにて公表していく予定です。

尚、お渡ししたアンケート文書はこちらになります。各議員には、これと解答用紙をあわせたものをお渡ししています。

アンケート設問

質問1. 貴職は先日の「安全保障関連法案の廃案を求める意見書」に対し、賛・否いずれの票を投じましたか?

質問2. それはどのような理由からですか?

質問3. 国連の旧敵国条項について、どのようなご見解をお持ちですか?

質問4. 平和都市宣言をしている札幌市の市議会議員として、現在国会で審議されている安全保障関連法案をどのように認識していらっしゃいますか?

質問5. 意見書に反対の票を投じた議員にお伺いします。「個別的自衛権では対応できない我が国の危機」について、具体的にどのような場合を想定していらっしゃいますか?

質問6. 札幌市内に沢山お住いの自衛隊員とそのご家族の方々に向けて、メッセージをお願い致します。

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