2016年3月25日金曜日

アンケート回答のご紹介にあたって【釧路 2015年9月17日付け】安保関連法案の廃案を求める意見書に関する全市議会議員アンケート

2015年9月17日、当会の釧路会員が、札幌での市議会議員向けアンケートの動きを受けて、釧路でも市議会議員アンケートを実施しました。また、9月24日にも、関連事項に関するアンケート活動を行いました。

諸般の事情で、ブログアップの作業が遅れ、申し訳ありません。
次の記事から、9月17日付けアンケートの結果をご報告します。(24日付けのものについては、それに続く記事でご紹介します。)

釧路市議会で、安保法案関連意見書に各議員がどの様に投票したかは、アンケート実施当時、既に明らかになっていました。(投票は会派ごとに取りまとめてなされました。)現在、それらは、2015年8月発行、及び11月発行釧路市議会だよりに報告されています。

当会の釧路版アンケートは、実際の投票行動でなく、「議員個人の各意見書への意見」を問うものとして行われました。

釧路でのアンケート実施を担当した会員のマシオン恵美香氏は、何故この様なアンケートを行ったかについて、以下の様に述べています。


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釧路市議会議員へのアンケート実施について

2015年7月25 日から1230日までインターネットMLやフェイスブックを通じ、【戦争法案に反対する意見書に賛成した議員、しなかった議員を明確にする宣伝行動】を実施し、全国の自治体議会などでは、どのような審議結果となったか情報を集めました。
安保法制「成立」にいたる過程において、釧路市近郊の自治体議会でも安保法案の廃案・慎重審議を求める意見書が否決されたことを受け、採決の際の議員各位の投票とその理由について確認すべきと考えました。
「地方自治を考える市民の会」深町代表にご相談し、最初のアンケートの設問について参照させていただけるようご相談しました。
釧路市議会議員に対するアンケート調査は9月に2度、行いましたが、議員個人へのアンケーへの回答内容と所属会派の出した結果が異なる内容がありました。
釧路市議会議員への2度目のアンケートは918日に否決された意見書に対する議員個人のご意見を個々に問うべきと判断し、安保法制や自衛隊派兵などの話題とは離れますが、この議会で否決されたマイナンバー制についての質問を加筆しました。
民主党、社民党議員を中心とした「市民連合議員団」のアンケートへの回答結果は、必ずしも議会での会派の審議結果と同じではないと数名の議員からうかがったため、会派で意思統一をするとした議会運営の手法についても疑問を投げかけることとなりました。 

平成28年2月12日
マシオン恵美香

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議員として自身の議会での投票行動には無論責任を持つべきですが、その上で、各個人としての意見を問いたかったというマシオン氏の人柄が、釧路版のアンケートには反映されています。

会として個々の地域の事情を知る会員の意向を尊重したく、札幌と釧路でのアンケート内容に違いが生じたことご了承ください。では、次回記事から、回答のご紹介に入ります。

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